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オリンピックの花形競技、マラソンと競歩の開催地変更問題できょう、IOC、東京都、大会組織委員会などのトップ同士が会談し、開催地は札幌市に変更することが決まりました。
しかし東京都の小池知事は、「合意はない」と繰り返すなど悔しさをにじませました。
マラソン会場は東京か札幌か。
きょう正午、IOC・東京都・組織委員会などのトップが集まって話し合いました。
「この度はこの協議が実現できてうれしい」穏やかなコメントから一転。
冒頭、コーツ調整委員長は、きのうまでの都との実務者協議の中で「会場変更の権限はIOCにあること」「札幌に移転した際の新たな経費は都に負担させないこと」など4つの項目について合意に至ったと宣言しました。
そのうえで…。
「幸いにも4点についてはきのう私たちは合意に達した。そうですよね小池知事?」「スピーチをしたらいいのかそれともイエスというだけでいいのか」「4点についてはきのう合意したんだからきょうはその点について話を詰めよう」これに対して小池知事は…。
「IOCの決定に同意することはできないが、最終決定権限を有するIOCが下した決定を妨げることはしないという東京都としての決断を行った。「合意なき決定」です。」あくまで「合意はない」としながらも札幌開催を了承しました。
大会組織委員長のこの人は…。
「いろいろご苦労があったと思うが都知事のご努力に感謝します」。
さらに、「合意なき決定」という文言にふれ、こんな発言も。
「合意なき決断というのはヨーロッパにあったけれども、当てはまるかどうかは別だが…」。
イギリスのEU離脱にゆれるヨーロッパ情勢を念頭に置いた森会長の発言に小池知事は険しい表情のままでした。
一方、札幌開催のかわりにIOCのバッハ会長はオリンピックが終わった東京で「セレブレーションマラソン」の開催を提案したということです。
会議終了後、小池知事は悔しさをにじませました。
「東京開催をめざしてたたかうことも考えたけど法的に勝てることは難しいと。」降って湧いたような形で、マラソンと競歩の開催地となった札幌市。
地元の新聞社には、速報の記事が貼り出されました。
札幌市民「マラソンでしょ、良かったよね。向こう(東京)に行かなくてもいいもん」。
札幌で開催する際のコースは、毎年夏に実施されている北海道マラソンのコースを軸に検討されています。
そのコース沿いにあるこちらのカフェでは、世界中に店の映像が流れるのではないかと開催決定を喜んでいました。
カフェ店オーナー「本当にとてもうれしい。海外の人もたくさん来ると思うので、それに合わせた料理をつくりたい」。
札幌市の秋元市長は…。
「まずルートが決まらないと課題を解決していくということにならない、早急にルートの協議をしてほしい」。
東京都庁から中継です。
吉田さん、小池知事はこれまでかなり強硬に東京での開催を主張していましたが、ここに来て態度を一変させたのはどうしてなんですか?
吉田記者「はい、確かに小池知事は東京での開催を強く訴えていましたが実はその一方で、水面下では「落としどころ」を探っていたんです。というのも、会場の最終決定の権限はIOC側にあるからです。都はIOCを相手取り、法的措置をとることも検討したということですが、法律の専門家に相談したところ勝てる見込みはなく、これ以上問題を長引かせると大会の準備に支障がでると判断しました。小池知事としては苦渋の決断だったと言えます。また、都が身を引く条件として譲れなかったのは、札幌移転に伴う追加の経費を負担しないことです。都庁内でも「都民の税金を札幌に使うのはいくら何でも理解を得られない」という声が上がっていました。今後はいかに関係を修復できるかが課題となってきます。今回はIOCと組織委員会が東京都に移転案を発表の直前まで伝えなかったことで、亀裂が生じました。大会まで9ヵ月を切る中、再び「ワンチーム」にまとまれるかが大会の成否のカギを握ります。以上、中継でした」

https://news.foredooming.com/wp/wp-content/uploads/2019/11/unnamed-file-61.jpghttps://news.foredooming.com/wp/wp-content/uploads/2019/11/unnamed-file-61-225x150.jpgtsutomuテレ東NEWSオリンピックの花形競技、マラソンと競歩の開催地変更問題できょう、IOC、東京都、大会組織委員会などのトップ同士が会談し、開催地は札幌市に変更することが決まりました。 しかし東京都の小池知事は、「合意はない」と繰り返すなど悔しさをにじませました。 マラソン会場は東京か札幌か。 きょう正午、IOC・東京都・組織委員会などのトップが集まって話し合いました。 「この度はこの協議が実現できてうれしい」穏やかなコメントから一転。 冒頭、コーツ調整委員長は、きのうまでの都との実務者協議の中で「会場変更の権限はIOCにあること」「札幌に移転した際の新たな経費は都に負担させないこと」など4つの項目について合意に至ったと宣言しました。 そのうえで…。 「幸いにも4点についてはきのう私たちは合意に達した。そうですよね小池知事?」「スピーチをしたらいいのかそれともイエスというだけでいいのか」「4点についてはきのう合意したんだからきょうはその点について話を詰めよう」これに対して小池知事は…。 「IOCの決定に同意することはできないが、最終決定権限を有するIOCが下した決定を妨げることはしないという東京都としての決断を行った。「合意なき決定」です。」あくまで「合意はない」としながらも札幌開催を了承しました。 大会組織委員長のこの人は…。 「いろいろご苦労があったと思うが都知事のご努力に感謝します」。 さらに、「合意なき決定」という文言にふれ、こんな発言も。 「合意なき決断というのはヨーロッパにあったけれども、当てはまるかどうかは別だが…」。 イギリスのEU離脱にゆれるヨーロッパ情勢を念頭に置いた森会長の発言に小池知事は険しい表情のままでした。 一方、札幌開催のかわりにIOCのバッハ会長はオリンピックが終わった東京で「セレブレーションマラソン」の開催を提案したということです。 会議終了後、小池知事は悔しさをにじませました。 「東京開催をめざしてたたかうことも考えたけど法的に勝てることは難しいと。」降って湧いたような形で、マラソンと競歩の開催地となった札幌市。 地元の新聞社には、速報の記事が貼り出されました。 札幌市民「マラソンでしょ、良かったよね。向こう(東京)に行かなくてもいいもん」。 札幌で開催する際のコースは、毎年夏に実施されている北海道マラソンのコースを軸に検討されています。 そのコース沿いにあるこちらのカフェでは、世界中に店の映像が流れるのではないかと開催決定を喜んでいました。 カフェ店オーナー「本当にとてもうれしい。海外の人もたくさん来ると思うので、それに合わせた料理をつくりたい」。 札幌市の秋元市長は…。 「まずルートが決まらないと課題を解決していくということにならない、早急にルートの協議をしてほしい」。 東京都庁から中継です。 吉田さん、小池知事はこれまでかなり強硬に東京での開催を主張していましたが、ここに来て態度を一変させたのはどうしてなんですか? 吉田記者「はい、確かに小池知事は東京での開催を強く訴えていましたが実はその一方で、水面下では「落としどころ」を探っていたんです。というのも、会場の最終決定の権限はIOC側にあるからです。都はIOCを相手取り、法的措置をとることも検討したということですが、法律の専門家に相談したところ勝てる見込みはなく、これ以上問題を長引かせると大会の準備に支障がでると判断しました。小池知事としては苦渋の決断だったと言えます。また、都が身を引く条件として譲れなかったのは、札幌移転に伴う追加の経費を負担しないことです。都庁内でも「都民の税金を札幌に使うのはいくら何でも理解を得られない」という声が上がっていました。今後はいかに関係を修復できるかが課題となってきます。今回はIOCと組織委員会が東京都に移転案を発表の直前まで伝えなかったことで、亀裂が生じました。大会まで9ヵ月を切る中、再び「ワンチーム」にまとまれるかが大会の成否のカギを握ります。以上、中継でした」ニュース動画をコンテンツごとにわかりやすくまとめた国内最大級のサイトです。