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大阪湾の出口、紀淡海峡に浮かぶ友ケ島。終戦まで要塞施設として使われ、今もレンガ造りの砲台や弾薬庫の跡が残る。こうした廃虚群が人気アニメ「天空の城ラピュタ」の世界をほうふつさせるとして、人気の観光地だ。だが、地域は長年、漂着ごみに悩まされている。3月、許可を得て地ノ島に向かった。
 和歌山市・加太の港から船で20分ほど。エメラルドグリーンの海に照葉樹の濃い緑が映える。しかし、島を回りこむように大阪湾側の入り江に近づくと、赤や黄、オレンジといった人工的な色が目立ち始めた。
 浜一面にペットボトルやカップ麺の容器、洗濯ばさみといったごみが風や波で吹き寄せられ、積み上がっていた。瓶ビールの箱や、三角コーンのような大きなものもある。多くがプラスチック製品だ。色あせ、崩れかけたものもある。浜から斜面を上った林の中では、細かくなった発泡スチロールが白くウバメガシの根元に積もっていた。大阪湾から太平洋への流れを妨げるように位置しているため、大量のごみが流れ着くのだ。

https://news.foredooming.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-file-1398.jpghttps://news.foredooming.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-file-1398-225x150.jpgtsutomu朝日新聞社大阪湾の出口、紀淡海峡に浮かぶ友ケ島。終戦まで要塞施設として使われ、今もレンガ造りの砲台や弾薬庫の跡が残る。こうした廃虚群が人気アニメ「天空の城ラピュタ」の世界をほうふつさせるとして、人気の観光地だ。だが、地域は長年、漂着ごみに悩まされている。3月、許可を得て地ノ島に向かった。  和歌山市・加太の港から船で20分ほど。エメラルドグリーンの海に照葉樹の濃い緑が映える。しかし、島を回りこむように大阪湾側の入り江に近づくと、赤や黄、オレンジといった人工的な色が目立ち始めた。  浜一面にペットボトルやカップ麺の容器、洗濯ばさみといったごみが風や波で吹き寄せられ、積み上がっていた。瓶ビールの箱や、三角コーンのような大きなものもある。多くがプラスチック製品だ。色あせ、崩れかけたものもある。浜から斜面を上った林の中では、細かくなった発泡スチロールが白くウバメガシの根元に積もっていた。大阪湾から太平洋への流れを妨げるように位置しているため、大量のごみが流れ着くのだ。ニュース動画をコンテンツごとにわかりやすくまとめた国内最大級のサイトです。