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■卓球金メダリスト:水谷隼選手語る被害
被害にあっている水谷隼選手
「オリンピックで混合ダブルス優勝した後に、1割にもみたないと思うが、かなりきつい言葉で、“カス”とか“くたばれ”とか強い言葉で誹謗中傷してくるメッセージも多々ありました。自分が何か投稿したら、それについて内容に関係なく攻撃してくる」

これは実際に送られてきたというメッセージです。
そこには、看過できない悪質な言葉が並びます。

この数年、スポーツ選手をターゲットにした
いわれのない誹謗中傷が深刻化しています。

被害にあっている水谷隼選手
「中国語、英語、日本語、色んな言葉がありました。苦しい・・・悲しい気持ちにはなりましたね」

水谷選手は以前から誹謗中傷と闘ってきました。
2019年には・・・
(「既読しろ!しね!」「偽物め!」)

被害にあっている水谷隼選手
「試合で勝った時とか負けた時、ニュースになった時が多い。もうお前は明日まで生きてられないとか。“家族みんな死んじまえ”とか、そういうメッセージはつらかった」

そんな中、2か月前に「悪質な誹謗中傷について、しかるべき措置を取る」と投稿。
ようやく誹謗中傷が落ち着いてきたといいます。

被害にあっている水谷隼選手
「他の選手も被害にあっているというのをニュースで見て、もともと昔から誹謗中傷を受けてきたので、そういう自分が先頭に立って被害を訴えることで少しでも抑止力になればいいなと思いました」

■様々なところで誹謗中傷被害
インターネットを利用した人権侵犯事件は、年々増加。
高い水準で推移しています。

芸能界でも中川翔子さん、氷川きよしさんなどが相次ぐSNSでの誹謗中傷を訴え、法的措置の検討を表明しています。

そして、新型コロナに関連した誹謗中傷も増えています。

ハーバード大学医学部付属病院:内田舞医師
「妊娠中だった今年1月にモデルナのワクチンを接種した」

ハーバード大学医学部付属病院の内田医師。
妊娠中にワクチン接種をした経験や多くの研究結果などを踏まえた上で、妊婦のワクチン接種の安全性などを発信しています。
しかし・・・

ハーバード大学医学部付属病院:内田舞医師
「“幼児虐待”だとか“最悪な母親”だとか、重いものだと“死産報告書”というようなメールがきました。お腹の中の赤ちゃんは死ぬんだぞということを言われてるわけですから、悲しい気持ちにならざるを得ない」

それでも、内田医師は発信することをやめないといいます。

ハーバード大学医学部付属病院:内田舞医師
「こんな誹謗中傷が来るっていうことはそれだけ不安が高い証拠だし、日本の妊婦さんたちにコロナでつらい思いをしてほしくない」

■進む対策 「AI」や「法改正」
誹謗中傷の対策はいまどうなっているのでしょうか?
インターネットサービスを展開するヤフーです。
ここで行っているのが・・・

ヤフー技術戦略本部:清水 徹さん
「AI・機械学習で自動的に削除する取り組みを行っています」

ニュースのコメント欄などに最先端の“AI”を駆使しているといいます。

ヤフー株式会社 技術戦略本部:清水 徹さん
「試しに誹謗中傷となるコメントを入力してください」

コメントは1度表示されますが・・・

番組スタッフ
「消えてる。どのような状況ですか?」
ヤフー株式会社 技術戦略本部:清水 徹さん
「機械学習モデルの判定にかけられて、削除する判定がなされた」

投稿されたコメントをAIが点数化。“人が不快だと思う”、“記事と関連していない”と判断されると、削除、またはコメントの表示が下になるなどします。
一方、“人が建設的だと思う”と判断されると、表示が上になります。
また、パトロール部隊も24時間体制で稼働しています。

ヤフー株式会社 技術戦略本部:清水 徹さん
「早ければ0.2、0.3秒ぐらいで消える形になってます。即座に消えている感覚になると思います」

こうして削除されるコメントはヤフーニュースだけで1日およそ2万件。
現在、ヤフーではこうしたAI技術を無償提供しており、これまでにおよそ50社から申し込みや問い合わせがあったといいます。

課題となっている法整備も進んでいます。

ネット上の誹謗中傷に詳しい 国際大学:山口真一准教授
「今回の改正プロバイダ責任制限法では、長い期間発信者情報の特定にかかっていた時間、費用がかなり縮小されるのが期待されています」

来年中に施行される見通しの改正法。
現行では投稿者を特定するために、裁判所への手続きが2回必要でしたが、1回で完結するようになります。
しかし・・・

ネット上の誹謗中傷に詳しい 国際大学:山口真一准教授
「誹謗中傷が全部なくなるかと言ったら絶対そんなことはないと思います。誹謗中傷を書いている人っていうのは誹謗中傷を書いている意識すらないというケースが多い」
「SNS事業者ともいろんな工夫をされているので、相乗効果で徐々にSNSの誹謗中傷の問題が改善していくのかなと思います。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

https://news.foredooming.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/AI2021925.jpghttps://news.foredooming.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/AI2021925-225x150.jpgtsutomuANNnewsCH■卓球金メダリスト:水谷隼選手語る被害 被害にあっている水谷隼選手 「オリンピックで混合ダブルス優勝した後に、1割にもみたないと思うが、かなりきつい言葉で、“カス”とか“くたばれ”とか強い言葉で誹謗中傷してくるメッセージも多々ありました。自分が何か投稿したら、それについて内容に関係なく攻撃してくる」 これは実際に送られてきたというメッセージです。 そこには、看過できない悪質な言葉が並びます。 この数年、スポーツ選手をターゲットにした いわれのない誹謗中傷が深刻化しています。 被害にあっている水谷隼選手 「中国語、英語、日本語、色んな言葉がありました。苦しい・・・悲しい気持ちにはなりましたね」 水谷選手は以前から誹謗中傷と闘ってきました。 2019年には・・・ (「既読しろ!しね!」「偽物め!」) 被害にあっている水谷隼選手 「試合で勝った時とか負けた時、ニュースになった時が多い。もうお前は明日まで生きてられないとか。“家族みんな死んじまえ”とか、そういうメッセージはつらかった」 そんな中、2か月前に「悪質な誹謗中傷について、しかるべき措置を取る」と投稿。 ようやく誹謗中傷が落ち着いてきたといいます。 被害にあっている水谷隼選手 「他の選手も被害にあっているというのをニュースで見て、もともと昔から誹謗中傷を受けてきたので、そういう自分が先頭に立って被害を訴えることで少しでも抑止力になればいいなと思いました」 ■様々なところで誹謗中傷被害 インターネットを利用した人権侵犯事件は、年々増加。 高い水準で推移しています。 芸能界でも中川翔子さん、氷川きよしさんなどが相次ぐSNSでの誹謗中傷を訴え、法的措置の検討を表明しています。 そして、新型コロナに関連した誹謗中傷も増えています。 ハーバード大学医学部付属病院:内田舞医師 「妊娠中だった今年1月にモデルナのワクチンを接種した」 ハーバード大学医学部付属病院の内田医師。 妊娠中にワクチン接種をした経験や多くの研究結果などを踏まえた上で、妊婦のワクチン接種の安全性などを発信しています。 しかし・・・ ハーバード大学医学部付属病院:内田舞医師 「“幼児虐待”だとか“最悪な母親”だとか、重いものだと“死産報告書”というようなメールがきました。お腹の中の赤ちゃんは死ぬんだぞということを言われてるわけですから、悲しい気持ちにならざるを得ない」 それでも、内田医師は発信することをやめないといいます。 ハーバード大学医学部付属病院:内田舞医師 「こんな誹謗中傷が来るっていうことはそれだけ不安が高い証拠だし、日本の妊婦さんたちにコロナでつらい思いをしてほしくない」 ■進む対策 「AI」や「法改正」 誹謗中傷の対策はいまどうなっているのでしょうか? インターネットサービスを展開するヤフーです。 ここで行っているのが・・・ ヤフー技術戦略本部:清水 徹さん 「AI・機械学習で自動的に削除する取り組みを行っています」 ニュースのコメント欄などに最先端の“AI”を駆使しているといいます。 ヤフー株式会社 技術戦略本部:清水 徹さん 「試しに誹謗中傷となるコメントを入力してください」 コメントは1度表示されますが・・・ 番組スタッフ 「消えてる。どのような状況ですか?」 ヤフー株式会社 技術戦略本部:清水 徹さん 「機械学習モデルの判定にかけられて、削除する判定がなされた」 投稿されたコメントをAIが点数化。“人が不快だと思う”、“記事と関連していない”と判断されると、削除、またはコメントの表示が下になるなどします。 一方、“人が建設的だと思う”と判断されると、表示が上になります。 また、パトロール部隊も24時間体制で稼働しています。 ヤフー株式会社 技術戦略本部:清水 徹さん 「早ければ0.2、0.3秒ぐらいで消える形になってます。即座に消えている感覚になると思います」 こうして削除されるコメントはヤフーニュースだけで1日およそ2万件。 現在、ヤフーではこうしたAI技術を無償提供しており、これまでにおよそ50社から申し込みや問い合わせがあったといいます。 課題となっている法整備も進んでいます。 ネット上の誹謗中傷に詳しい 国際大学:山口真一准教授 「今回の改正プロバイダ責任制限法では、長い期間発信者情報の特定にかかっていた時間、費用がかなり縮小されるのが期待されています」 来年中に施行される見通しの改正法。 現行では投稿者を特定するために、裁判所への手続きが2回必要でしたが、1回で完結するようになります。 しかし・・・ ネット上の誹謗中傷に詳しい 国際大学:山口真一准教授 「誹謗中傷が全部なくなるかと言ったら絶対そんなことはないと思います。誹謗中傷を書いている人っていうのは誹謗中傷を書いている意識すらないというケースが多い」 「SNS事業者ともいろんな工夫をされているので、相乗効果で徐々にSNSの誹謗中傷の問題が改善していくのかなと思います。 https://news.tv-asahi.co.jpニュース動画をコンテンツごとにわかりやすくまとめた国内最大級のサイトです。